二子玉川 桜の診察ツアー

img_325610月のとある晴れの日。以前facebookページ「私のフリンジ日記」でお知らせした二子玉川の桜の剪定費用支援 のごほうびで「木のお医者さま 和田博幸先生とめぐる30本の桜 診察ツアー」に同行させていただきました。今回お手入れ予定なのは、二子玉川旧土手(駅のすぐそば!)の30本。お花の咲いていない桜の木をこんなにじっくりと見上げたことないな〜と思いながら、いい汗かいてきましたよ。

img_3253それぞれの木を 遠くから姿を眺め、根元を何周かしてからくだされる和田先生の診断は「この木の考えでは、、、」という言葉で始まります。
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トラックの荷台に傷つけられた木
img_3252道路拡張のため、不恰好にぶった切られた木
傷つけたこと、傷ついたこと、両方の痛みが感じられて、ちょっと辛かったです。でも、年老いて、人間の都合で傷ついてもなお自ら回復しようと根を伸ばし、自分の意思で生きようとする木の気持ちを読み解く先生の言葉を聞いているうち、変わっていく環境に慣れようと進化してる木に励まされているような気持ちになってきました。
「あなたもがんばりなさい」
今回の診断にそって、次は 12月か1月の剪定に適した時期に植木屋さんの作業が行われる予定。それは若い枝が伸びていきやすように古い枝を落としていく世代交代の作業だそうです。私たちが住むようになるもっと前からそこにあって、私たちの都合で傷つけてしまった景色を、また私たちの手で取り戻せるお手伝いができるといいなあ。また経過報告しますね〜。
今回のプロジェクトでお世話になる 木のお医者さま 和田博幸先生とはこんな方です。