七夕の願いごと

ご近所の方にチケットをいただき、薪能@二子玉川 に行ってきました。川に近いせいなのか、涼しい風が吹き抜けて、湿った芝生の濃い香りが漂う中、ビルに夕日が沈むのを合図に薪に火が灯される趣向。なんとも贅沢!

今夜の演目のひとつ、狂言「神鳴(かみなり)」は、うっかり雲間から地上に落ちて腰を傷めたカミナリさまを手当てしたお医者さまが「お礼に何が欲しいか?」と聞かれ「これから800年の間、この地に天災をおこさないでほしい」と願い、叶えられるというお話。自分の「欲しい!」じゃなくて、この世の中のみんなにいいこと、を願う気持ち、を思い出させてもらいました。大雨の被害のニュースを聞いたばかりだから なおのこと、今年の七夕は明るい月を見上げながら「(なるべく)みんながおだやかに過ごせる夏でありますように」と願いごとをしました☆

今日の会場となった 二子玉川ライズ・原っぱ広場 は初見参。行き方がややこしかったのですが、蔦屋家電1階入口横からAエレベーターで直通です。空が広くて、夕日がキレイな場所、おススメです。