想う時間が 贈り物

comdesantaイルミネーションもまぶしく、街はいよいよクリスマスモード。あの顔、この顔を思い浮かべながらのプレゼント選びに楽しくも悩ましい季節です。

そんな中、今年の初めに観たドキュメンタリーを思い出しました。「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」1950年代にファッションカメラマンとして活躍した彼が人生の最後に雑然とした部屋を片付けながら語るひとつひとつの言葉が、ちょっとひねくれていて、深くて、とてもチャーミングな映画でした。

思い出したシーンは、彼が亡くなった恋人の部屋を整理しているところ。昔、彼が贈ったプレゼントのラッピングを彼女がすべて大切にとっておいたのを見つけ「ラッピングもあなたの作品だから」って言っていた彼女の言葉を思い出す表情が 照れながら とても満ち足りていたこと。
プレゼントを贈った気持ち、包み紙まで ずっと大切にしてくれていた気持ちも 丸ごと理解しあえているなんて なんて素敵な関係なのでしょう。プレゼントって、選びながら 使いながら 相手を想う時間そのものが贈り物なんですね〜。

写真家ソール・ライターの写真展が来年開催されるのが決まったようです。その時にこの静かで味わい深い「お出汁」のようなドキュメンタリーも上映されるみたいなので、ぜひチェックしてみてくださいね。