10/28、29 に東京オペラシティ 近江楽堂にて行われた 舞台「ワルツ」。たくさんのお客さまにお越しいただき、無事終了しました。お運びくださった皆さま、どうもありがとうございました。
四方を客席が囲む舞台、照明や音響などデジタルな効果を使わない演出で 演者の方たちも いつもとはちがう挑戦であったはず。お客さまも 客席や舞台から丸見えなので、(観る)と(観られる)緊張感があったのではないでしょうか？ お客さまの感じた緊張感も時間とともに 物語のエネルギーに変わっていくような舞台でした 。
終演後に寄せられた声はまず「よかった〜！でもくわしくはまたあらためて、、、」とお帰りになり、一晩おいて たくさんのメールをいただきました。ゆっくりかみしめて やっと言葉になる、それだけ濃密な空間だったのでしょう。受けとったメッセージは違っていても、それぞれの希望の光を感じてくださっているようで うれしい限り。
パリのロダン美術館にカミーユの作品「ワルツ」を見に行きたい！という声や すでにレプリカを探した！という方も。
カミーユ・クローデルが命をかけて創った彫刻とその物語が 時空を飛び越え、彼女が生きた意味を語りかけ続けている。それこそが「芸術」ということなのかもしれません。
観てくださった方の 心に映った光が この舞台の主題曲「カミーユのワルツ」のメロディとともに ずっと残っていきますように。
上演中に演奏された曲のリストは以下の通りです。
坂田晃一 「カミーユのワルツ」 ピアノ
グノー 「アヴェ・マリア」 ピアノ
サティ 「ジュ トゥ ヴー」 ピアノ
ヘンデル 「私を泣かせてください」 歌、ピアノ
サティ 「ジムノペティ」 ピアノ
ドビュッシー「夢」 ピアノ
グノー 「アヴェ・マリア」 歌、ピアノ
坂田晃一 「カミーユのワルツ」 チェロ、ピアノ
カッチーニ 「アヴェ・マリア」 ピアノ
坂田晃一 「カミーユのワルツ」 歌、チェロ、ピアノ
朗読：三田 和代
歌・朗読：島田 歌穂
パフォーマンス：坂東 祐子
主題曲作曲・チェロ：坂田 晃一
ピアノ：松田 眞樹
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