fringe 初のワークショップイベント
「夏の贈り物」をテーマにした
折形W.S.無事終了しました
ご参加いただいた皆さま
どうもありがとうございました!
神様への捧げものを包むことに起源のある折形
まずは、人から人へ贈り物をする時に使われるようになった
その歴史のお話からスタート
少人数ならではの Q&Aタイム とても勉強になりました!
もともとは 武士たちの礼儀作法であった折形は
「切る」ことを忌み嫌う武士が
紙を切らずに済むよう、包むものの大きさに合わせて
「折る」という工夫をしたことから
発展したんだそうですよ
「折る」という工夫をしたことから
発展したんだそうですよ
中身を少し見せて包むのは、相手に中身がわかるように
受け取る相手に過度の期待をさせないという心遣い
謙譲の気持ちをあらわすのだそうです
これは草花包という折形
私が 一番 興味深かったのは
昔の贈り物って、花や枝、糸や布地など 素材を贈ることが多かった というお話。
お花をいける、着物を仕立てる、なんてことがだれでも当たり前にできていたってこと
開けてすぐ使える(食べられる?)ものの方が喜ばれる現代とは だいぶ違いますね
なんでも簡単に手に入る時代、どちらが豊かなことなのだろう、と考えさせられました。
今回のW.S.で習ったのは、
「箱を包む」「手ぬぐいを包む」「ちいさなものを包む」の3種の折形
使ったのは、
「箱を包む」「手ぬぐいを包む」「ちいさなものを包む」の3種の折形
使ったのは、
書道用の半紙と麻紙糸
(麻の繊維を漉いて作った紙を1㎝ほどに裂いてよりあわせたもの)
贈る相手を想いながら、贈るものに合わせて
身近な材料で包まれたプレゼントをやりとりする。
それはモノがあふれる現代だからこそ とてもぜいたくなことなのかもしれませんね。