ラスコー展

lascaux予習して準備は万端!上野国立科学博物館で開催中のラスコー展へ行ってきました。ここは記念撮影スポット。展示を全部見終わると、キャラクターの意味がわかる仕掛け、サービス満点。

壁画って、こんなデコボコなところに描かれていたのね、とか全長200メートルの洞窟って言っても その足元や壁面は平らではなく、かなりアップダウンのある場所であることがよくわかるよう工夫された展示。
なにより2万年前に生きていた 私たちの祖先の営みは、思うより ずっと洗練されていたことに驚きです。食べること、寒さをしのぐこと、装うこと、道具を作ること、何かのメッセージを刻むこと。そのそれぞれに「なぜそれを?」「なぜここに?」の問いが散りばめられていました。

toriningenラスコー洞窟には、およそ600種類の動物が描かれているそうなのですが、人間はたったひとり、この絵の真ん中に横たわる人のみ(なぜ?)。私には、この絵は 獲物と格闘した後の場面にも見える(お祈り?)。そして植物は一切 描かれていないのだとか(なぜ?)。

アフリカで誕生したと言われる人類が 生きのびるため、より良い環境を求めて、荒れる海を越え、凍る大地を渡り大いなる旅をした情熱を思う時、数万年を経て 繁栄した(はずの)人類は、自らの作り出した境界線を巡って争い、境界線を越える自由が損なわれている。現代のこの状況はどんなふうに彼らには見えるのだろう?

ラスコー展の予習のために行ったトークセッションで学んだ「自分で考えること」を忘れないようにしよっと。